ポケットWi-Fiを契約したいんだけど、おすすめはある?
どんな用途で使うのかや、何を重視するかによっておすすめのサービスが変わってくるわ
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiは、外出先で気軽にWi-Fiに接続できる便利なインターネットサービスです。
現在、『○○Wi-Fi』や『○○WiMAX』など、たくさんのサービスが乱立してきているので、一体どれを契約すればよいのか迷ってしまっている方も多いでしょう。
そこでこの記事では、速度重視・料金重視・契約期間縛り無しの3つの分野に分け、それぞれおすすめのポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiサービスを紹介いたします!
また、より安い料金で運用したい方のために、格安SIMでモバイルWi-Fiを利用する方法も紹介いたします。
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiの契約を検討している方は、ぜひ事前にチェックしてください。
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiとは
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiは、持ち歩き出来る小型のWi-Fi通信端末を使ったインターネットサービスです。
スマホと同じように専用端末でモバイル電波を受信し、Wi-Fiで接続したノートパソコンやスマホ、ゲーム機などをインターネットに繋げます。
外出先でパソコンを開いて仕事をしたり、スマホやタブレットなどのデータ容量を気にせず動画をたくさん見たい方などに便利なサービスです。
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiのおすすめベスト3【比較表】
今回紹介しているポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiのおすすめベスト3を比較表にまとめました。
※楽天:楽天モバイル
※クラウド:クラウドWiFi
※1 WiMAXのデータ容量は、利用するエリアが『スタンダードモード』か『プラスエリアモード』かで異なります。
スタンダードモード:無制限、プラスエリアモード:月間15GB
おすすめのポケットWi-Fi・モバイルWi-Fi【ベスト3】
おすすめのポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiを3つ厳選しました!
下記の通り、それぞれ特徴が異なります。
自分にとって一番メリットのあるサービスを選択しましょう。
速度重視の方向け『GMOとくとくBB×WiMAX』
WiMAX(ワイマックス)は、モバイルWi-Fiの中でも通信が安定していて速度が速いと評判のサービスです。
5G通信に対応した端末なら光回線に匹敵する実測値が出ることもあります。
そのため、動画を高画質で見たいなど通信速度を重視したい方に特におすすめです。
そんな『WiMAX』はUQ コミュニケーションズが提供元で、様々な代理店にサービスを卸しています。
代理店は自社のブランド名を冠してサービスを提供しているので、たくさんのWiMAXサービスが登場する事となりました。
これらのWiMAXは、代理店によって契約内容や料金などに違いがあります。
私のイチオシ代理店は『GMOとくとくBB×WiMAX』です。
理由は、数あるWiMAXサービスの中で実質月額料金が最安クラスで、申し込みキャンペーンが充実してるためです。
また、本家のUQ WiMAXと同様auスマホやUQモバイルスマホとのセット割も適用できます。
もちろん、利用する端末やサービス品質は他のWiMAXと変わりません。
どうせ申し込むなら、よりお得なGMOとくとくBB×WiMAXをおすすめします。
料金重視の方向け『Rakuten WiFi Pocket』
スマホキャリアの『楽天モバイル』が提供しているモバイルWi-Fiサービスです。
その特徴はなんといっても料金の安さでしょう!
楽天モバイルのスマホと同じく、データ使用量に応じて支払金額が決まる従量課金制のワンプランを採用。
3GBまでは1,078円、3GB~20GBまでは2,178円、20GB超過後は3,278円でデータ容量無制限で利用できます。
仮に月間100GB以上使っても3,278円ですから、圧倒的な低価格です。
外出先でも動画をたっぷり見たい方に向いているでしょう。
また、あまりデータを使わなかった月は自動的に料金が下がるので安心です。
ちなみに、今ならキャンペーンで専用端末が1円で入手できます!
契約期間縛り無し『クラウドWiFi』
クラウドWiFiは、契約期間縛りのないモバイルWi-Fiルーターのレンタルサービスです。
いつ解約しても違約金が発生しないので、とりあえず契約してみて満足できなかったら解約するといったお試し利用が可能です。
また、海外利用時も面倒な事前手続きは不要で、現地で電源を入れるだけですぐにインターネットに繋がります。
よく海外旅行に出かける方にもおすすめのサービスです。
クラウドWiFiはSIMカード不要の端末で、クラウドサーバー上に存在する最適なSIMカードの情報を自動適用させ、インターネットに繋がる仕組みを採用しています。
複数のキャリアの中から最適な回線の電波を掴んで通信できるため、圏外になりにくいという特徴があります。
そんなクラウドWiFiは、データ利用量に応じて20GB・50GB・100GBの3種類のプランが用意されていているので、自分の使い方にあったプランを選択しましょう。
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiが向いている方
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiサービスは、どのような方に向いているのでしょうか。
いくつか例を挙げて紹介いたします。
1.外出先でWi-Fiを利用したい方
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiは、外出先でも気軽にインターネットに接続できるのが一番のメリットです。
カフェでブログを書いたり、パソコンで仕事したり、移動中にたっぷり動画を見たい方などに向いています。
2.光回線の開通工事をしたくない方
自宅向けインターネット回線として主流になっている『光回線』は、開通時に工事を行う必要があります。
宅内まで有線で繋がる分、通信が安定して速度が速いというメリットがありますが、様々な事情で工事が出来ない・またはしたくない方もいるでしょう。
そんな方は、工事不要でカンタンにインターネットに接続できるポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiが代替手段の一つとなります。
3.出張・外泊が多い方
かさばらないポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiは、出張や外泊が多い方にもおすすめです。
移動中やホテルで好きな時にインターネットに接続できます。
Free Wi-Fiに繋ぐのはセキュリティ的に心配ですしね
一度ノートパソコンやスマホで接続しておけば、次回からは電源を入れるだけでOK。
毎回SSIDやパスワードを入力する手間はいりません。
設定や申請不要で海外で使えるサービスもあります。
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiが向いていない方
逆に、下記に当てはまるような方はポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiの利用は向いていません。
1.リモートワークをする方
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiを、リモートワーク用のインターネット回線として利用するのはおすすめしません。
モバイル電波は環境や回線混雑によって通信が不安定になったり、速度が極端に遅くなってしまうことがあるためです。
急に通信が不安定になってしまったら仕事に差し支えてしまうので、避けた方が無難です。
2.オンラインゲームを遊ぶ方
FPSや格闘ジャンルなどのオンラインゲームを遊ぶなら、ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiは向いていません。
オンラインゲームは通信速度だけでなく『Ping値』も重要です。
Ping値は反応速度を表す数値で、低いほど速く、高いほど遅くなります。
実は、宅内まで有線ケーブルで繋がる光回線と比較すると、モバイル電波を使用したサービスはどうしてもPing値が高くなってしまうんです。
Ping値の高いインターネット回線でオンラインゲームを遊んでいるとラグが発生しやすくなってしまうので、対戦などで不利です。
3.動画配信する方
動画配信をしていたり、これからYouTuberになろうと考えている方は、ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiは避けた方が良いでしょう。
最近のモバイルサービスは、5G通信に対応したことで下り速度だけなら光回線に匹敵する速度が出るようになってきました。
しかし、下り速度に力を割いている分、上り速度はまだまだ遅いのが現状です。
動画配信やYouTubeに動画をアップロードする際は、上り速度が重要です。
特に動画ファイルは重いので、上り速度の遅いインターネット回線では、アップロードに多大な時間が掛かったり、配信中にプツプツ切れてしまう可能性があります。
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiが向いていないと感じたら光回線やホームルーターを検討しよう
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiが向いている方、向いていない方をチェックして、『自分は向いていない』と感じた方は、光回線やホームルーターを検討してみてください。
光回線は、電柱を走る光ファイバー網を宅内に引き込むことで高速通信を可能にするインターネットサービスです。
下り速度だけでなく、上り速度、Ping値も優れていて、通信が安定しています。
また、格安料金で利用できる光回線も増えてきているので、毎月の負担もモバイルWi-Fiと大きく変わりません。
導入時に工事を行わなければいけないのが面倒ですが、それさえクリアしてしまえば後はずっと快適なインターネット生活が送れます
ホームルーターは、専用端末でモバイル電波を受信してインターネットに接続するサービスです。
基本的な仕組みはポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiと変わりませんが、コンセントに挿して宅内に固定して使うことを想定していて、その分端末のスペックが高くなっています。
宅内のみで使う予定でしたら、ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiよりも通信が安定しやすいホームルーターがおすすめです。
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiの選び方
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiを選ぶ際は、次の5点をしっかりチェックしてください。
1.データ容量が無制限か、制限ありか
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiには、月間のデータ容量が決められたものと、無制限で使い放題のものがあります。
データ容量が決まっているサービスの場合、超過すると月末まで低速になってしまうので注意が必要です。
自分が月にどれだけのデータ容量を使っているのかを確認してからサービスを選んでください。
2.月額料金の安さ
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiの月額料金は、基本的にデータ容量が決められていた方が安く、使い放題の方が高くなります。
自分の使い方にぴったり合って、その中で安いものを選ぶと良いでしょう。
良く分からなかったり、月によって使用するデータ容量が大きく異なる方は、従量課金制のRakuten WiFi Pocketがおすすめです。
3.通信速度の安定性
動画視聴メインで考えている場合は、通信速度の安定性もしっかりチェックしてください。
ちょくちょく通信が切れてしまったり速度が遅くなるようでは、動画が快適に視聴できません。
速度測定サイトの『みんなのネット回線速度』では、実際に利用している方の通信レポートや平均実測値が公表されているので参考になります。
また、Twitterでサービス名で検索して利用者の評判を見ておくのもおすすめです。
Rakuten WiFi Pocket 2B とりま快適
— 夢∞泉 (@yume8izumi) July 31, 2021
4.契約期間縛り・解約違約金の有り無し
契約期間縛りや解約違約金の有無は、申し込む前に必ず確認しておきましょう。
例えば、あなたの生活圏ではたまたま電波が弱くて、せっかく契約したポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiがほとんど使い物にならないというケースも考えられます。
その場合でも、契約期間縛りのあるサービスだと短期で解約すると高額の違約金を請求されてしまうんです。
モバイル電波を使ったサービスは環境の影響を受けやすく、実際に使ってみないと分からないのが正直なところなので、出来るだけ契約期間縛り・解約違約金無しのサービスがおすすめです。
5.どのキャリアの回線網を利用しているか
ポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiの回線網は、だいたい次の4種類に分類できます。
地域によって電波の強い回線・弱い回線があるので、どの回線網を使ったサービスなのかを意識してチェックしましょう。
例えば、自分や周りの方のスマホが問題無く利用できている場合、同じ回線網のサービスを選べば快適に利用できる可能性が高くなります。
超安い?!格安SIMでモバイルWi-Fiを運用する方法
少し上級者向けの内容となりますが、より安価な月額料金でモバイルWi-Fiを使いたい方は、格安SIMを利用する方法があります。
SIMフリーのモバイルWi-Fi端末と格安SIMを別々に用意し、自分でセットして利用します。
端末側のAPN設定などを自身でしなければならないため少し難易度は上がりますが、あなたの利用スタイルに合わせて最適な格安SIMが選択できるのが大きなメリットです。
格安SIM | 概要 |
---|---|
mineo 『マイそく スタンダード』 | 最大1.5Mbpsでデータ無制限 ※月~金の12時台は速度制限あり ・990円/月 |
povo2.0 | 基本料金0円で使いたい時だけデータをトッピング ・使い放題:330円/24時間 ・1GB:390円/7日間 ・3GB:990円/30日間 他 |
BIGLOBEモバイル | YouTube等が見放題になる『エンタメフリー・オプション』あり ・3ギガプラン:990円/月 ・エンタメフリー・オプション:1,078円/月 |
格安SIMでモバイルWi-Fiを運用する方法は下記記事で詳しく解説していますので、良かったらご覧ください。
まとめ|おすすめのポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiサービス
速度重視・料金重視・契約期間縛り無しの3つの部門でおすすめのポケットWi-Fi・モバイルWi-Fiサービスを紹介しました。
今記事のまとめです。
サービスによってそれぞれ得意分野が異なるので、自分の用途にぴったり合うサービスを選択しましょう。
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