ドコモのホームルーター『home 5G』は光回線とは違い、コンセントがある場所ならどこにでも設置することができます。
ただ自由な反面、どこに設置するのが良いのかわからず、お困りの方も多いようです。
そこでこの記事では、ドコモ home 5Gの電波が繋がりやすいおすすめの設置場所や、反対に避けた方がよい設置場所を紹介いたします。
ドコモ home 5Gは置き場所によってインターネットの繋がりやすさが変わるため、より効率的に電波を送受信できる位置に設置することが大切です。
併せて、繋がりにくいときの対処方法も紹介しますので、参考にしてみてください。
ドコモhome 5G のおすすめの設置場所
ドコモ home 5Gのおすすめの設置場所は、次の3カ所です。
なぜ電波が届きやすいのか、それぞれ理由を説明します。
1.家の中心部や高い位置
ホームルーターの電波は球体状に広がります。
そのため、家の中心部にドコモ home 5Gを設置することで、すみずみまで電波が届きやすくなります。
また、床から離した高い位置に設置することも重要です。
『床に直置き』したり『ローテーブルの上』といった低い場所に置くと、上階や離れた部屋に電波が届きづらくなります。
さらに、床材によっては電波を反射してしまう可能性もあります。
広い範囲に電波を届けたい場合は、家の中心部かつ床から1〜2mの高さにドコモ home 5Gを設置してください。
尚、障害物があると電波が遮られてしまうので、ドコモ home 5Gの周りには何も置かないようにしましょう。
2.風通しが良い窓際
窓際は、ドコモ home 5Gのモバイル電波を強く受信しやすい設置場所です。
ドコモ home 5Gなどのホームルーターは、基地局から飛んでいる電波を端末で受信してWi-Fiを飛ばします。
屋外に接している窓際は基地局からの電波を受け取りやすいため、より強力なWi-Fiを発信できるわけです。
通信速度を重視するのであれば、窓際に設置してみましょう。
尚、あまりにも窓際に近いと、ドコモ home 5Gに結露の水滴や雨粒がかかます。
ドコモ home 5Gは精密機器なので、湿気が多かったり濡れやすかったりする場所には向いていません。
窓際に設置する際は、濡れないように注意してください。
3.普段インターネットを使う部屋
ドコモ home 5Gの設置場所は、家の中心部と窓際が良いと紹介しましたが、その上で普段からよくインターネットを利用している部屋を選びましょう。
当然ながら、ドコモ home 5Gと物理的に近いほど電波は届きやすいです。
部屋が複数ある場合は、よくインターネットを使う部屋に設置してみてください。
また、電波を届けたい範囲によっても設置箇所は変わります。
ワンルームや1Kなどの1部屋タイプにお住まいであれば、電波の範囲はあまり重要ではなく、通信速度が上りやすい窓際設置がおすすめです。
反対に、戸建てや複数居室がある間取りには、広範囲に届く電波が求められます。
その場合は『家の中心部に近く、よくインターネットを使う部屋』が最適な設置箇所となるでしょう。
ドコモhome 5G のおすすめしない設置場所
ホームルーターは電波を遮るものの近くに置かないのが原則です。
では、ドコモ home 5Gは具体的にどのような場所を避けて設置するべきなのでしょうか。
3つ紹介いたします。
1.コンクリートの壁・金属製の家具の近く
鉄筋コンクリートや金属製の家具は、電波を反射します。
電波は反射するごとに弱くなる性質ですので、『壁の近くや部屋の角』『金属製の家具の中や近く』といった場所にドコモ home 5Gを設置するのは避けましょう。
金属製の家具とは、スチールラックやアンティーク調のテーブル・椅子などの家具が該当します。
また、コンクリートの中には金属製の鉄筋が入っている上に、分厚いコンクリートそのものが障害物になります。
金属製の家具よりも強固に電波を妨害してしまうため、壁にぴったりと近づけるのはおすすめしません。
床材もコンクリートの場合、壁と床から遠ざけた位置に設置しましょう。
2.電子レンジやBluetoothなどの電子機器付近
電子レンジやBluetooth機器は、ドコモ home 5Gの電波に干渉する電化製品です。
電波はお互いに干渉し合い、不安定になる特性を持ちます。
電子レンジやBluetooth機器を含め、以下の家電は注意が必要です。
これらの家電は、ドコモ home 5GのWi-Fi周波数帯と同じ『2.4GHz』を利用しています。
同じ周波数帯は干渉し合うため、至近距離にドコモ home 5Gを置かないようにしましょう。
3.水や鏡がある場所
水や鏡の近くも電波が届きづらくなるため、ドコモ home 5Gの設置場所には向きません。
金属と同様、鏡は電波を反射する性質があります。
中でも姿見は面積が大きく、その分反射しやすいですので、離して設置してください。
一方、水は電波を吸収する性質があります。
例えば、水槽や花瓶、ウォーターサーバーなどの近くは設置場所として適していません。
さらに、水分を多く含む土壁など、湿気が多い場所の近くも避けましょう。
ドコモ home 5Gの電波が繋がりにくいときの対処方法
住宅環境によっては、気を付けてドコモ home 5Gを設置しても電波がすみずみまで届かない可能性があります。
あるいは間取りの都合により、繋がりにくい場所に置かざるを得ないケースもあるでしょう。
そういった場合は、以下3つの対処法を試してみてください。
1つずつ紹介します。
1.周波数帯を切り替える
1つ目の対策は、ドコモ home 5Gの周波数帯を切り替える方法です。
ドコモ home 5Gは、2.4GHzと5GHzという2種類の周波数帯に対応しています。
電波が届きにくい場合、周波数帯を切り替えると改善される可能性があります。
2.4GHz帯 | ・障害物に強く、電波が遠方まで届きやすい ・家電なども利用する周波数帯なので電波干渉が起きやすい |
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5GHz帯 | ・2.4GHzより高速 ・Wi-Fi専用の周波数帯のため家電などと干渉しない ・壁や天井などの障害物に弱い |
障害物が多い環境でも届きやすいのは2.4GHzです。
ただし、多くの電子機器が使用している周波数帯でもあるため、家電などと電波干渉して速度が低下する恐れがあります。
一方の5GHzは通信速度は速いですが、障害物に弱いです。
電波が悪い場合は両方の周波数帯を試し、自宅環境に合うほうを選びましょう。
2.同時接続台数を減らす
ドコモ home 5Gに同時接続する端末を減らすのも、効果的な対処法です。
ドコモ home 5Gは規格上は最大66台の同時接続に対応していますが、接続台数が増えればその分電波が不安定になっていきます。
パソコン、スマートフォン、タブレット、ゲーム機器、スマートスピーカー、IoT家電など、インターネットに接続できる製品はどんどん増えています。
電波状況が悪いと感じたら接続している端末を見直し、不要なインターネット接続は切断するようにしましょう。
3.Wi-Fi中継機を利用する
上記2つの対処方法を試しても改善されないのであれば、Wi-Fi中継機の購入・設置をおすすめします。
Wi-Fi中継機とは、ドコモ home 5Gなどが発するWi-Fiを中間地点で拾い、さらに遠くまで届ける接続機器です。
家電量販店やオンライン通販などで1万円以下で購入できます。
戸建てや間取りが広いマンションの場合、住宅構造によってはドコモ home 5Gの電波範囲では不十分なケースがあります。
ドコモ home 5Gの近くの部屋なら快適にインターネットが利用できるのに、離れた部屋だと電波が届きにくいと感じたら、Wi-Fi中継機を導入することで改善が期待できるでしょう。
Wi-Fi中継機の設置場所は、下表を参考にしてください。
中継器の設置階 | おすすめの設置場所 |
---|---|
home 5Gと違う階 | home 5Gがある部屋の真上、または真下の部屋 |
home 5Gと同じ階 | home 5Gとインターネットを使いたい部屋の中間地点 |
ドコモ home 5Gのおすすめ窓口
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まとめ
ドコモ home 5Gの電波が繋がりやすいおすすめの設置場所や、反対に避けた方がよい設置場所を紹介しました。
今記事のまとめです。
ドコモ home 5Gは、置き場所によってインターネットの繋がりやすさが大きく変わります。
下記を参考に設置場所を決めてテストしてみて下さい。
基本的には、家の中心部か風通しの良い窓際で、床から1〜2m離した場所に設置しましょう。
電波が繋がりやすい位置に置くことで、快適にインターネットが利用できる可能性が高まります。
また、繋がりにくいと感じた際は、以下の対処法をお試しください。
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