光ファイバーを宅内まで引き込むことで高速通信を実現している光回線系インターネットサービスは、そもそも『提供エリア』に入っていないと利用できません。
回線事業者によって提供エリアは異なるため、契約したいと思っている光回線があったら、まずはエリア検索をしてみましょう!
今回は、格安系光回線サービスとして話題の『おてがる光』の提供エリアを調べる方法を紹介いたします。
フレッツ光は全都道府県に光ファイバー網を拡げていて、そのカバー率は東日本で95%、西日本で93%を超えているので、おてがる光もほとんどのエリアで契約できるでしょう。
おてがる光の提供エリアはNTTフレッツ光と同じ
おてがる光の提供エリアは、NTTの光回線サービス『フレッツ光』と全く同じです。
なぜなら、おてがる光はプロバイダ事業者の株式会社エクスゲートがフレッツ光回線を借りて運用している『光コラボレーションサービス』だからです。
携帯事業者やプロバイダ事業者がNTTのフレッツ光回線を借り受け、自社のサービスとセットにして運用している光回線サービスのこと。
有名どころだと、ドコモ光、ソフトバンク光、So-net光、楽天ひかり、ビッグローブ光などがある。
逆に言えば、フレッツ光の提供エリア外にお住いの場合は、おてがる光は契約できないという事になります。
とはいえ、フレッツ光は日本のほとんどの地域に対応しているため、正直おてがる光が契約できる確率はかなり高いと言えるでしょう。
NTT東日本 | 95% |
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NTT西日本 | 93% |
NTTフレッツ光サイトでエリア確認をしよう
おてがる光の公式サイトには『簡単エリア確認』という文言が記載されていて、名前や住所、電話番号、メールアドレスなどを打ち込むようになっています。
ただ、これはサイト上ですぐにエリア確認できるわけでは無く、おてがる光側のスタッフがエリア確認をした後、電話やメールで教えてくれるものです。
まだ申し込もうか悩んでいる段階の人には、少し面倒なシステムと言えるでしょう。
ちょっとエリア確認をしてみたいだけなら、フレッツ光公式のエリア検索サイトを利用するのがおすすめです。
おてがる光の提供エリアは、NTT東西のフレッツ光の提供エリアと全く同じですから。
尚、NTTは東日本と西日本で会社が分かれていて、フレッツ光も東西それぞれサイトが用意されているので、光回線を導入したい住所側の検索サイトを利用しましょう。
西日本のエリア検索サイト
西日本にお住まいの方は、下記サイトで提供エリアかどうかを判定することが出来ます。
操作はとても簡単で、まず光回線を導入したい場所の郵便番号を入力し、あとは指示に従ってその先の住所を絞り込んでいくだけですので迷うことは無いでしょう。
集合住宅の場合は、お住まいの建物にフレッツ光の設備が導入されているかまで確認することが出来ます。
最後に『ご指定の住所はフレッツ光の提供エリアです』と表示されれば、おてがる光もエリア内で導入可能という事です。
東日本のエリア検索サイト
東日本にお住いの方は、下記サイトで提供エリアを検索することが出来ます。
まず郵便番号を入力し、画面の指示に従って住所を絞り込んでいってください。
集合住宅であれば、お住まいの建物にフレッツ光の設備が導入されているかも確認することが出来ます。
最後に『ご指定の住所は光アクセスサービスの提供エリアです』と表示されれば、おてがる光もエリア内で導入可能という事です。
契約する意思が固まっている場合は、公式サイトから申し込みをすすめましょう。
提供エリア内であっても開通出来ないケースもある
滅多に無いですが、例えフレッツ光の提供エリア内と判定されても、開通工事が出来ないためにおてがる光が導入できない場合があります。
例えば次のようなケースです。
1.建物の構造上や電柱の位置など問題で工事が出来ない
おてがる光の戸建て向けプラン『ファミリータイプ』を導入する場合、自宅近くの電柱から光回線を宅内に引っ張りこむ工事を行います。
この際、自宅近くにちょどよい電柱がなかったり、地中埋設エリアで電線類が地中に入っていて自宅まで光回線を引っ張ってこれない場合は工事ができません。
また、一般的には電話線配管やエアコンダクトなど、既設の穴から光回線を宅内に引き込みますが、通せる穴がなく、また壁に穴あけも出来ない場合なども工事不可です。
これらはおてがる光を申し込み、工事の予定を決める段階、もしくは実際に工事する直前にならないと判断できない場合もあるので厄介です。
また、賃貸物件にお住いで、管理会社やオーナーの工事許可がおりない場合も、残念ですが工事はできません。
面倒ではありますが、光回線の工事は壁に穴をあける可能性があるので、後々のトラブルを避けるためにも必ず許可取りは行っておきましょう。
2.マンションやアパートにフレッツ光の設備が導入されていない
おてがる光のマンションタイプを申し込む場合、お住いのマンションやアパートに事前にフレッツ光の設備が導入されていないければなりません。
集合住宅の共有設備に光回線を引き込んだもので、マンションタイプを契約すると、そこから部屋までの配線工事が行われるわけです。
フレッツ光回線は全国的にシェア数が多く、戸数の多い集合住宅なら導入されている可能性は高いですが、他社の回線が選ばれている場合などもあるので絶対に入っているとは言い切れません。
設備が事前に導入されていなければ、おてがる光のマンションタイプは契約できないんです。
また、かなりのレアケースですが、マンションタイプが導入されている物件であったとしても、対応可能軒数が埋まってしまっている事もあります。
例えば20軒入っているマンションの場合、全ての住人がフレッツ光回線を利用するとは限らないので、NTTは10軒程度のポートを用意します。
もし、10軒がフレッツ光回線系サービスを申し込みポートが埋まってしまった場合、10軒以外の住人はポートが拡張されるまでおてがる光などは契約できないということです。
マンションタイプでもファミリータイプで申し込みできる
マンションタイプの設備が導入されていない、またはすでにポートが埋まってしまっている集合住宅にお住いで、おてがる光を利用したい場合はファミリータイプで申し込みすることが出来ます。
フレッツ光回線は全都道府県を網羅しているので、ファミリータイプなら契約できる可能性が高いでしょう。
ただし、集合住宅でファミリータイプを導入する場合は、必ず開通工事前に管理会社やオーナーの許可を取っておかなければなりません。
壁にビス止めや穴あけを行う可能性があるためで、仮に許可を得ないまま申し込みを進めてしまうと、工事当日に作業が出来ないという事になってしまいます。
注意:おてがる光テレビの提供エリアは狭い
- 家の景観が悪くなるからアンテナは立てたくない
- 地域の決まりでアンテナが立てられない
- アンテナ設置の初期費用が高くて悩む・・・
こういったお悩みをお持ちの方に便利なのが『光テレビ』です!
光回線を利用してテレビの放送電波を受信するオプションサービスで、申し込むとわざわざアンテナを付けなくても地デジやBSが光回線で視聴できるようになります。
ただし、インターネット回線と合わせて『おてがる光テレビ』の契約も検討している場合は、対応エリアに注意してください。
実は、光テレビの提供エリアはおてがる光よりもずっと狭いんです。
NTT東日本地域 | 【北海道】北海道の一部地域 【東北】福島、宮城、山形、岩手 【関東】東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬 【信越】長野、新潟 |
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NTT西日本地域 | 【中部】愛知、静岡、三重、岐阜 【関西】大阪、和歌山、京都、奈良、滋賀、兵庫 【北陸】石川、富山、福井 【中国】広島、岡山 【四国】愛媛、香川、徳島 【九州】福岡、佐賀、長崎、熊本 【沖縄】沖縄の一部地域 |
上記都道府県のエリアに当てはまっていないと、そもそもおてがる光テレビを導入することできません。
また、提供エリア内でもNTT東日本及びNTT西日本の設備状況等により、契約できないことがあります。
おてがる光は公式サイトから申し込もう
おてがる光は、NTTの光回線網を借り受け自社のプロバイダサービスとセットにして提供している光コラボレーション・サービスです。
契約期間の縛りが無く、格安の月額料金設定が魅力で、ランニングコストを低く抑えたい方にぴったり!
それでいて、光電話や光テレビなどの基本的なオプションはちゃんと用意されているため、これらのサービスを利用したい方にも安心です。
また、回線混雑を避けて快適にインターネット通信ができる『v6プラス』も、165円という安価な料金で利用できます。
気になっている方は、おてがる光の公式サイトをチェックしてみましょう!
まとめ
格安系光回線サービス『おてがる光』の提供エリアの調べ方を紹介しました。
おてがる光の申込を検討している方は、まずは自宅が対応エリアに入っているか、フレッツ光の公式サイトで確認してみましょう。
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