povo2.0以外にも、基本料金0円で使えるスマホサービスってあるのかな?
期間限定なら、無料で使えるサービスがあるわよ
KDDIの格安プラン『povo2.0』は、基本料金自体は0円で、そこにデータ容量や通話分を必要な分だけトッピングしていく、ちょっと変わったスタイルのスマホサービスです。
そのため、何もトッピングしなければ月額0円でスマホを利用することができます!
そんなびっくりプランが実在するくらいですから、個性的な格安SIMが次から次へと登場する現代なら、povo2.0以外にも月額0円で利用できるスマホサービスがあってもおかしくありません。
ということでこの記事では、実際に0円運用が可能な3つのスマホサービスを紹介いたします。
スマホの料金を抑えたい方は、ぜひチェックしてみてください。
ずっと基本料金0円で使えるのは『povo2.0』だけ!
記事執筆現在、基本料金0円で使い続けられるスマホサービスは『povo2.0』のみです。
povo2.0は、auブランドでおなじみのKDDIが提供している格安料金プランです。
そもそもpovo2.0は、なぜ基本料金0円で利用できるのでしょうか。
料金の仕組みや注意点を見ていきましょう。
povo2.0の料金の仕組み【トッピング】
povo2.0の料金は、基本料金自体は0円で、必要に応じてデータ通信や音声通話オプションをトッピングしていく仕組みになっています。
利用できるトッピングと料金は下表の通り。
トッピング | 料金 |
---|---|
データ使い放題(24時間) | 330円 |
データ1GB追加(7日間) | 390円 |
データ3GB追加(30日間) | 990円 |
データ20GB追加(30日間) | 2,700円 |
データ60GB追加(90日間) | 6,490円 |
データ150GB追加(180日間) | 12,980円 |
5分以内通話かけ放題(1カ月) | 550円 |
通話かけ放題(1カ月) | 1,650円 |
DAZN使い放題パック(7日間) | 1,145円 |
つまり、逆に何もトッピングしなければ月額料金0円で利用できるんです!
でも、トッピングしなければデータも通話も出来ないんでしょう?
いいえ、トッピングしない場合でも、128kbpsの超低速でデータ通信可能です。
もちろん、128kbpsでは動画やゲームは厳しいですが、LINEのやりとりくらいなら何とか使えます
また、通話料金は掛かりますが電話も掛けられます。
そのため、povo2.0は下記のような方におすすめです。
povo2.0でも永久に0円で運用できるわけでは無い
0円運用が可能なpovo2.0ですが1つ注意点があります。
実は、180日間以上トッピングを購入しないと、利用停止または契約解除になる場合があると公式に明言されているんです。
つまり、永遠に無料で運用できるわけでは無いってことです
スマホの利用頻度が非常に低い人は該当してしまう恐れがあるため、スケジュールアプリなどを利用して180日以内に1回はトッピングを利用するようにしておきましょう。
無料キャンペーン期間がある格安SIMも存在する
基本料金がずーっと0円のスマホサービスはpovo2.0だけですが、申し込みキャンペーンなどで無料期間が適用される格安SIMなら存在します。
こちらの2つです。
具体的なサービス内容を見ていきましょう。
1.半年間無料で使える!『DTI SIM』
DTI SIMは、プロバイダ事業者の株式会社ドリーム・トレイン・インターネットが提供する格安SIMサービスです。
現在、はじめて契約される方限定で半年間の月額料金が無料になる『半年お試しプラン』を提供しています。
対象となるのは、『データプラン(3GB)』と『データSMSプラン(3GB)』の2つで、どちらも音声通話は出来ません。
そのため、サブ回線などで音声通話は不要だったり、タブレット用の格安SIMを探している方におすすめです。
データプラン | データSMSプラン | |
---|---|---|
基本料金 | 924円 ⇒半年間0円 | 1,089円 ⇒半年間0円 |
データ容量 | 3GB | 3GB |
事務手数料 | 3,300円 | 3,300円 |
SIM発行手数料 | 433円 | 433円 |
解約金 | 0円 | 0円 |
2.還元で半年間実質無料『LINEMOミニプラン』
LINEMOは、ソフトバンクが提供している格安スマホサービスです。
月間3GBの『ミニプラン』と月間20GBの『スマホプラン』の2種類あり、現在ミニプランを選ぶと6カ月間にわたり990円分のPayPayポイントが貰えるキャンペーンを展開しています。
990円はミニプランの基本料金と同額ですから、半年間実質無料で利用できることに!
ただ、あくまでもPayPayポイントでの還元ですから、実際に支払い額が0円になるわけでは無い点にご注意ください。
普段からPayPayを利用している方や、決済アプリのインストールに抵抗が無い人に向いていると言えるでしょう。
また、LINEMOは契約事務手数料やSIM発行手数料も無料です。
基本料金 | 990円/月 ※6カ月間PayPayポイントにて同額を還元 |
---|---|
データ容量 | 3GB |
契約事務手数料 | 0円 |
SIM発行手数料 | 0円 |
解約金 | 0円 |
尚、LINEMOは、ミニプラン・スマホプランともに『LINEギガフリー』に対応しています。
LINEギガフリーとは、LINEのトーク・通話機能のデータ消費量がゼロになる仕組みです。
どれだけ通話してもデータ容量を消費しませんから、連絡用のスマホが必要な方にぴったりです!
子ども用のスマホにちょうど良さそう!
povo2.0・DTI SIM・LINEMOミニプラン、0円スマホサービスのおすすめは?
無料で利用できる3つのスマホサービスは、それぞれどんな方に向いているのかをまとめました。
携帯番号を持っておきたいという理由なら『povo2.0』
サブ機などで、普段はほとんど使わないけど一応携帯番号を保持しておきたいなどの理由なら『povo2.0』がおすすめです。
povo2.0の基本料金は無料なので、使わなかった月の料金を0円に抑えることができます。
さらに、トッピングを購入しないでもSMSの送受信や通話は利用可能です。
SMSや通話料金は利用した分のみ支払えばいいので、とてもリーズナブルに運用できます。
データ通信だけなら『DTI SIM』
データ通信をメインに使うなら、月間3ギガバイトのデータ容量を半年間無料で使えるDTI SIMがおすすめです。
このお試し期間を利用して、自分がどのくらいのデータを必要としているのか見極めると良いでしょう。
無料期間が終わったらDTI SIMを継続しても良いし、他の格安SIMサービスに乗り換えてもOKです。
ちなみに、DTI SIMは解約時に違約金が掛かりません
頻繁に通話するなら『LINEMOミニプラン』
スマホでよく電話をかける人は『LINEMOミニプラン』がおすすめです。
通常の通話料金は30秒22円ですが、LINE通話を使えば通話料・データ消費量ともに0円に抑えられるので、とてもお得です!
尚、LINEで繋がっていない人によく電話するのであれば、以下のかけ放題プランを検討した方が良いでしょう。
5分以内かけ放題 | 550円 |
---|---|
通話かけ放題 | 1,650円 |
【注意】無料のスマホサービスはメイン回線には不向きな2つの理由
今回紹介した3つのスマホサービスは0円で使えるのが大きなメリットですが、どちらかというとメイン回線には不向きです。
その理由は大きく2つあります。
一つずつ見ていきましょう。
1.無料のスマホサービスは長く続けるのが難しい
どの無料サービスも、企業が提供している以上、『最終的には収益化出来る』という算段で始めたはずです。
しかし、その当てがが外れてしまった場合、そのサービスは終了せざるを得なくなってしまいます。
楽天モバイルが、データ容量1GBまでであれば無料で使えたサービスを突如終了すると発表した時は、大きな話題となりました。
実際に0円でスマホを運用していて困った方も少なく無いでしょう。
このように、無料サービスは収益化が難しいため、契約途中でサービスが終了してしまう可能性が少なくありません。
メインで利用するには心許ないわ
2.都度課金するのが面倒
無料で利用できるスマホサービスは、最低限のデータ容量しか付いていない場合がほとんどです。
そのため、旅行などで思いっきりデータ通信を使いたかったり、データ容量が足りなくなってしまった時は、その都度課金して追加しなければならないんです。
これは地味に面倒ですし、スマホの操作に慣れていない方は、いざ課金しなければならない時に困ってしまうでしょう。
無料スマホ―サービスはサブ回線におすすめ!
無料のスマホサービスは、サブ回線にこそおすすめです。
2種類のSIMを持つことで、メイン回線のデータ容量が足りなくなってしまった時、通信障害が起きた時、電話番号を2つ持ちたい時などに活躍します。
特に、メイン回線とサブ回線を違うキャリアにしておけば、仮に通信障害が起きても利用する回線を入れ替えることで乗り切ることが出来ます。
例えば、メインがドコモ回線なら、サブはau回線のpovo2.0やソフトバンク回線のLINEMOを選ぶといったイメージです。
スマホサービス | 使用している回線 |
---|---|
povo2.0 | au |
DTI SIM | ドコモ |
LINEMO | ソフトバンク |
最近は、1つのスマホに2つのSIM情報を入れられる『デュアルSIM』対応機種も増えてきているので、わざわざ2台目のスマホを用意する必要はありません。
いざというときのために、0円で持てるサブ回線の導入を検討してみましょう。
基本料金0円で使えるスマホサービスまとめ
0円運用が可能な3つのスマホサービスを紹介しました。
今記事のまとめです。
記事執筆現在、基本料金0円で使い続けられるスマホサービスは『povo2.0』のみです。
ただし、申し込みキャンペーンで無料期間が適用される格安SIMなら存在します。
それぞれ強みが異なるので、ご自身の使用目的に合わせてぴったりのスマホサービスを選びましょう。
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