子どもが高校生になるからスマホを渡そうと思うんだけど、どの通信会社が良いかな?
このように、お子さんのスマホデビューで悩んでいませんか。
はじめてのスマホは、きっとお子さんにとって大切な思い出になりますから、プラン選びの失敗は避けたいところ。
出来れば、安くてもしっかりした通信品質で、データもたっぷり使えるスマホプランを選びたいものです。
そこでこの記事では、大手キャリアの学割や格安SIMなどを比較し、高校生のスマホデビューにおすすめの料金プランを紹介いたします。
イチオシは、キャリアながら格安料金で、データ量無制限で利用できる楽天モバイルです
お子様のスマホデビューを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
高校生のスマホは大手キャリア・格安SIMのどっちがおすすめ?
高校生にとって、スマホは今や生活必需品です。
友達との連絡、情報収集、動画視聴など、さまざまな場面で利用します。
しかし、そんな高校生向けのスマホを選ぶ際に、『大手キャリアと格安SIMのどちらが良いの?』と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、高校生におすすめのスマホプランについて、わかりやすく解説します。
まず、大手キャリアと格安SIM、それぞれに学割プランはあるのでしょうか?
大手キャリアは、ドコモ、au、ソフトバンクの3社が学割プランを提供しています。
期間の制限はありますが、キャリアの安定した通信を特別料金で利用できます。
一方、格安SIMは基本的に学割がありません。
しかし、もともとの料金設定が非常に安価です。
では、どちらが高校生におすすめなのでしょうか?
1. 基本的には格安SIMがおすすめ
結論から言うと、高校生におすすめなのは格安SIMです。
ほとんどの格安SIMには学割プランがありませんが、そもそも月額料金が非常に安価。
そのため、学割適用後の大手キャリアプランよりも安くなります。
毎月の利用料金を抑えたいご家庭は、まず格安SIMを検討してみましょう。
2. 安定性やサポート重視なら大手キャリアの学割プラン
通信の安定性やサポートを重視する場合は、大手キャリアの学割プランがおすすめです。
格安SIMのMVNOは、大手キャリアのネットワークを借りてユーザーにサービスを提供しています。
そのため、混雑する時間帯は通信速度が不安定になる場合があります。
また、サポートも必要最低限となっていることが多く、オンライン手続きが苦手な方には不向きです。
一方、大手キャリアは自社ネットワークを持ち、安定した通信環境を提供しています。
また、サポート体制が充実しているので、困ったときも安心です。
3. 大手キャリアの格安プランなら通信が安定しやすい
価格の安さと通信の安定性を両立させたいなら、大手キャリアの格安プランがおすすめです。
ahamo(ドコモ)、povo(au)、LINEMO(ソフトバンク)は、それぞれのキャリアのネットワークをそのまま利用しています。
そのため、一般的な格安SIMよりも安定した通信環境が期待できます。
学割なしでも安い!おすすめ格安SIM
格安SIMの中でも、特にコスパが良いおすすめのスマホプランを2つ紹介します。
なお、楽天モバイルはキャリアですが、学割が無く料金も安いことから、この記事では格安SIMに分類しました。
楽天モバイル | mineo | |
---|---|---|
月額料金 | 〜3GB:1,078円 ~20GB:2,178円 20GB〜:3,278円 | マイピタ:880円〜2,178円 マイそく:250円〜2,200円 |
月間データ量 | 無制限 | マイピタ:1〜20GB マイそく:無制限※速度制限あり |
その他 | ・専用アプリで国内通話無料 ・親子割あり | 『通話+データ通信』 『データ通信のみ』 いずれかを選択 |
1つずつ詳しく解説します。
1. 楽天モバイル|データ無制限で使える
楽天モバイルは、ドコモ・au・ソフトバンクに次ぐ第4のスマホキャリアです。
その大きな特徴は、月額最大3,278円でデータ無制限で使える格安料金プランです。
使い放題なので、動画をたっぷり見ても速度制限がかかる心配がありません。
また、月間のデータ使用量に応じて料金が決まる仕組みで、あまり使わなかった月は勝手に安くなります。
国内通話は、スマホに標準搭載されている通話アプリを使うと22円/30秒かかりますが、楽天専用アプリを使えばかけ放題です。
データ通信も通話もたくさん使いたい方におすすめです。
2. mineo|データ量ごとに選べる料金プラン
格安SIMのmineoは、データ量で選ぶプラン『マイピタ』と、通信速度で選ぶプラン『マイそく』を提供しています。
マイピタは、1GBから20GBまでのデータ量から選ぶ、一般的な料金スタイルのプラン。
一方のマイそくは、最大通信速度が低く設定されている代わりに、データ無制限で利用できる独自色の強いプランです。
例えば、最大通信速度が1.5Mbpsのマイそくスタンダードは、月額990円でインターネットが使い放題です。
1.5Mbpsあれば、オンラインゲームや動画視聴も楽しめます。
ただし、月~金曜日の12時から1時間は速度が低速になり使い物にならなくなるため、ご注意ください。
とにかく通信費を安く抑えたい方におすすめです。
大手キャリアの学割プラン一覧
大手キャリア3社が提供している学割プランについて表にまとめました。
ドコモ | au | ソフトバンク | |
---|---|---|---|
学割内容 | 18歳になるまで ・1,815円/5GB ・2,695円/10G | データ量:20GB/月 1年間:1,078円 2年目以降:3,916円 | データ量:20GB/月 契約翌月から6カ月間:1,078円 8カ月目〜:2,728円 14カ月目〜:3,916円 |
申し込み年齢 | 15歳以下 | 22歳以下 | 5〜22歳 |
1. ドコモ|U15はじめてスマホプラン
ドコモの『U15はじめてスマホプラン』は、15歳以下の方が申し込める学割プランです。
適用すると、18歳まで割引料金でスマホが利用できます。
ただし、16~18歳になると申し込みができなくなるのでご注意ください。
データ量は5GBまたは10GBから選択可能です。
2. au|スマホスタート応援割
auの『スマホスタート応援割』は、22歳以下の方向けの学割プランです。
毎月のデータ容量は20GBまでで、動画や音楽をたっぷり楽しめます。
さらに、月額1,078円という格安料金で1年間利用できます。
2年目以降も3,916円/月と、キャリアの料金としてはそこまで高額ではありません。
3. ソフトバンク|ソフトバンクデビュー割
ソフトバンクの『ソフトバンクデビュー割』は、5歳から22歳の方まで申し込み可能な学割プランです。
利用開始から6カ月間、月額1,078円で20GBものデータ容量をたっぷり利用できます。
これだけあれば、動画や音楽もストレスなしで思いっきり楽しめます。
また、人気スマホがお得に買える端末割引も利用可能です。
なお、親もソフトバンクの対象プランを使っている場合は、PayPayポイントがプレゼントされます。
速くて安い!キャリアの格安プラン
次は、スマホキャリアが提供している格安プラン、ahamo・LINEMO・povo2.0について見ていきましょう。
ahamo | LINEMO | povo2.0 | |
---|---|---|---|
月額料金 | 基本プラン:2,970円 ahamo大盛り:4,950円 | ミニプラン:990円 スマホプラン:2,728円 | 基本料金:0円 |
月間データ量 | 基本プラン:30GB ahamo大盛り:100GB | ミニプラン:3GB スマホプラン:20GB | トッピング購入で自由に設定 |
その他 | 国内通話1回5分無料 | LINEデータ使用量なし | トッピングで各種サービス追加 |
1. ahamo|ドコモ回線で安心!
ahamoは、NTTドコモが提供する格安プランです。
ドコモの安定した電波を、月額2,970円でたっぷり20GB利用できます。
また、5分以内の国内通話は無料なので、ちょっとした連絡や家族との会話にも安心です。
ahamoはドコモの同一ファミリーグループにカウントされるため、dポイントを活用しているご家庭に最適です。
なお、ahamoの月額料金をdカードで支払うと、毎月1GBのボーナスパケットが貰えます。
2. LINEMO|データ消費なしでLINEを利用できる
LINEMOは、ソフトバンクの格安プランです。
月間3GBで990円の『ミニプラン』と、月間20GBで2,728円の『スマホプラン』の2種類あり、ニーズに合わせて選択できます。
LINEMOの大きな特徴は、LINEのメッセージ、音声通話、ビデオ通話のデータ消費がカウントされないことです。
そのため、家族や友達との連絡にLINEをよく使う方におすすめです。
3. povo2.0|利用する分だけトッピングするスタイル
povo2.0は、KDDIがするちょっと変わったスマホプランです。
基本料金は何と0円!
そこに、データ容量や通話など、自分が必要なものだけを選んで、自由にトッピングしていくスタイルなんです。
トッピングは、データ容量や通話の他、DAZNなどの動画配信サービスなども用意されています。
毎月利用するデータ量にムラがある方や、自分好みにプランをカスタマイズしたい方におすすめです。
期間限定で学割が申し込める!キャリアのサブブランド
UQモバイルとワイモバイルは、例年冬〜春の期間限定で学割の申し込みを受け付けています。
UQモバイル | ワイモバイル | |
---|---|---|
月額料金 | 3,278円 | シンプル2M:4,015円 シンプル2L:5,115円 |
割引額 | 1,320円 | 1,100円 |
割引適用後の 月額料金 | 1,958円 | シンプル2M:2,915円 シンプル2L:4,015円 |
割引期間 | 契約翌月から12カ月間 ※子の家族も対象 | 契約翌月から12カ月間 ※子の家族も対象 |
月間データ量 | 30GB ※13カ月目以降20GB | シンプル2M:20GB シンプル2L:30GB |
その他特典 | 国内通話1回10分無料 | – |
申し込み年齢 | 5〜18歳 | 5〜18歳 |
1. UQモバイル|UQ親子応援割
KDDIのサブブランド『UQモバイル』は、5歳〜18歳の方向けに『UQ親子応援割』という学割プランを提供しています。
このプランのすごいところは、親のUQモバイルにも割引が適用されることです。
親子それぞれ12カ月間、1,320円の月額料金割引が受けられます。
さらに、子どもには毎月10GBのデータ量がプラスされ、合計30GBまでたっぷり利用できます。
2. ワイモバイル|ワイモバ親子割
ソフトバンクのサブブランド『ワイモバイル』は、5歳〜18歳の方向けに『ワイモバ親子割』という学割プランを提供しています。
子どものスマホだけでなく、親のスマホも割引対象になるため、家族で1年間お得に利用できます。
ただし、自宅のインターネット回線との割引サービスを組まない場合、月額料金は若干高めです。
まとめ
大手キャリアの学割や格安SIMなどを比較し、高校生のスマホデビューにおすすめの料金プランを紹介しました。
今記事のまとめです。
大手キャリアの学割プランはサポートが充実していますが、料金は高めです。
毎月の利用料金を抑えたい場合は、格安SIMから検討しましょう。
中でもおすすめは、キャリアの通信品質ながら、格安料金で利用できる『楽天モバイル』です。
データ容量も無制限なので、月半ばで速度制限がかかってしまう心配がありません
お子さんにとって最適なスマホプランを見つけて、親子で楽しいスマホライフをスタートしましょう!
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