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楽天モバイルは1日何ギガ使うと制限がかかるか検証してみた【10ギガ制限は撤廃】

楽天モバイルは1日何ギガ使うと制限がかかるか検証してみた【10ギガ制限は撤廃】 キャリアスマホ

楽天モバイルには『1日10ギガ』という非公表のルールがありました。

1日のうちに10ギガを超えるデータ容量を使うと、その時点から24時まで速度制限がかかるというものです。

ただし、このルールは2022年10月にこっそり廃止されました。

では、現在の楽天モバイルは1日に何ギガ使うと制限がかかるのでしょうか。

楽天モバイルユーザーとして気になっていたので、ある月末の日に検証してみることにしました。

Rakuten最強プランになってから再度検証してみました。

\シンプルな1プラン/

>楽天モバイルの口コミ・評判

楽天モバイルには実は『1日10ギガ』のデータ容量制限があった

楽天モバイルの看板

楽天モバイルは『Rakuten UN-LIMIT』 というプラン名の通り、自社回線エリア内ならデータ容量無制限で使えることをウリにしています。

しかし、実際のところある条件にひっかかると速度制限がかかっていました。

その条件は『1日10ギガ

楽天回線エリア内であっても、1日に10ギガのデータ容量を使用するとその時点から24時まで速度が3Mbpsに制限されていたんです。

普通にスマホとして使っている分には、1日で10ギガを超えることはなかなかありません。

一方で、テザリングなどで自宅回線として使っていたり、動画を流しっぱなしにするような使い方だと、10ギガを超える可能性は十分あり得るでしょう。

ちなみに、1日10ギガ制限は公式には非公表で、ユーザー達の口コミによって知られるようになりました

1日10ギガ制限は2022年10月にこっそり撤廃

そんな楽天モバイルの1日10ギガ制限ですが、2022年10月頃から『制限がかからなくなった』と言われるようになりました。

制限の撤廃に関して楽天モバイルから公式な発表があったわけではありません。

しかし、多くのユーザーが実感しています。

一説には、『無制限』と宣伝しているのに、実際は1日10ギガという制限を一律でかけていたことが問題になったため、こっそり撤廃したのではないかと言われています。

【検証】現在の楽天モバイルは1日何ギガ使うと制限がかかるのか

1日10ギガ制限がなくなった今、楽天モバイルは1日にどのくらい容量を使うと制限がかかるのでしょうか。

楽天モバイルをメイン回線に使っている私としては、とても気になるところ。

そこで、ある月末の日に検証してみることにしました。

検証環境

検証日時は2023年4月30日の月末。

スマホはPixel6aで、楽天モバイルのAirSIMが入っています。

自宅はバッチリ楽天回線エリアです。

Wi-FiをOFFにして、YouTubeで高画質動画を流しっぱなしにしながら1日生活してみました。

スマホでYouTube動画を閲覧する

一応、nanoSIM側にpovo2.0が入っているので、『数日間制限されても良い』くらいの気持ちです

尚、楽天モバイルのアプリには当月のデータ使用量の項目はあるものの、当日のデータ使用量の表示はありません。

ですので、朝一でスクショした数値を元に使用量を計算しています。

楽天モバイルのデータ使用量
朝の時点では8.82GBでした

※『速度測定結果』はfast.comで計測したデータです。

10ギガ|本当に制限はかからず

楽天モバイルのデータ使用量
19.41-8.82=10.59GB

動画をラジオ代わりに家事をしながら約2時間半。

データ使用量をチェックすると、あっという間に10ギガを突破してしまいました。

『10ギガってこんなにすぐに超えるんだ』とちょっと衝撃です。

これは、動画のヘビーユーザーには1日10ギガ制限はきつかったでしょう。

口コミ通り、10ギガを超えても本当に制限は掛かりませんでした。

10ギガ時点の速度測定結果
ネットワーク4G
ダウンロード32Mbps
アップロード10Mbps
アンロード済みレイテンシ39ms
ロード済みレイテンシ528ms

20ギガ|まだまだ余裕

楽天モバイルのデータ使用量
29.29-8.82=20.47GB

さらに動画を流しながら2時間半。

お昼ごろに20ギガを突破しました。

以前制限がかかっていた10ギガの2倍のデータ容量を使ったことになりますが、まだ制限は掛からず。

高画質動画も快適に視聴できています。

20ギガ時点の速度測定結果
ネットワーク4G
ダウンロード19Mbps
アップロード8.3Mbps
アンロード済みレイテンシ35ms
ロード済みレイテンシ416ms

30ギガ|そろそろ危ないかな?

楽天モバイルのデータ使用量
39.09-8.82=30.27GB

ちょっと買い物に出かけた間は動画を止めていたので、夕方頃に30ギガを突破

そろそろ危ないかなと思いつつ速度を測定してみるも、制限がかかった様子はありません。

30ギガ時点の速度測定結果
ネットワーク4G
ダウンロード27Mbps
アップロード5.4Mbps
アンロード済みレイテンシ39ms
ロード済みレイテンシ393ms

50ギガ|一向に速度制限される気配なし

楽天モバイルのデータ使用量
61.11-8.82=52.29GB

夜の21時頃に50ギガに到達

いっそのこと『そろそろ速度制限されて欲しい』と思うのですが、一向に制限される気配なし

動画も高画質で閲覧できています。

50ギガ時点の速度測定結果
ネットワーク4G
ダウンロード31Mbps
アップロード11Mbps
アンロード済みレイテンシ44ms
ロード済みレイテンシ314ms

65ギガ|最後まで制限が掛からず

楽天モバイルのデータ使用量
74.70-8.82=65.88GB

夜の23時半過ぎ、データ使用量65ギガ越え

しかし、速度制限は掛かりません。

ここで24時を迎え検証は終了しました。

65ギガ時点の速度測定結果
ネットワーク4G
ダウンロード24Mbps
アップロード19Mbps
アンロード済みレイテンシ39ms
ロード済みレイテンシ381ms

楽天モバイルはベストエフォート型サービス

楽天モバイルはベストエフォート型サービスです。

ベストエフォート(Best Effort)とは、『提供側として最大通信速度に近づくよう最大限努力しますが、速度の保証はできません』というサービスの提供形態を言います。

これは、ユーザー数やネットワークの混雑状況、場所、使用端末などによって影響を受けるサービスの仕様上、仕方のないことと言えるでしょう。

つまり、ベストエフォート型サービスである楽天モバイルは、ネットワークに余裕があれば1日60ギガ以上使っても大丈夫ですが、逆に混雑している時は10ギガ未満でも制限をかけられる可能性があるとも考えられるんです。

私が1日で65ギガ使っても制限がかからなかったのは、たまたまかもしれません

1日10ギガ制限は確かに撤廃されていましたが、それだけで『楽天モバイルは完全に容量無制限』だとは思わない方が良いでしょう。

一方で、複数のユーザーで電波をシェアし合うベストエフォート型サービスだからこそ、その分安価な料金でインターネットを利用できるというメリットがあるわけです。

楽天モバイルを含め、日本のほとんどのスマホ回線はベストエフォート型サービスで提供されています。

まとめ

1日10ギガ制限が撤廃された楽天モバイルは、何ギガ使うと制限がかかるのかを検証してみました。

結果:1日で65ギガ使っても制限はかからず!

本当に1日10ギガ制限が撤廃されたばかりか、その6倍以上使っても速度制限は掛かりませんでした。

これは、既存の楽天モバイルユーザーや、これから楽天モバイルの契約を検討している方にとっては、かなり嬉しい結果になったのではないでしょうか。

ただし、いつでも60ギガ使って大丈夫なのかと言えば、そういうわけではありません。

楽天モバイルはベストエフォート型サービスで提供されているため、ネットワークに余裕があれば1日60ギガ以上使っても大丈夫ですが、逆に混雑している時は10ギガ未満でも制限をかけられる可能性があるとも考えられるからです。

1日10ギガ制限は確かに撤廃されていましたが、『楽天モバイルは完全に容量無制限』だとは思わない方が良いでしょう。

Rakuten最強プランになってから再度検証してみました。

\シンプルな1プラン/

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