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契約期間と解約金無しの光回線『@nifty光 WebLiko』は微妙?もう少し料金が安ければ…

契約期間と解約金無しの光回線『@nifty光 WebLiko』は微妙?もう少し料金が安ければ… 光回線

ニフティ株式会社は、従来から提供している@nifty光とは別の光回線サービスとなる『@nifty光 WebLiko(ウェブリコ)』を発表しました。

@nifty光 WebLiko

リーズナブルな月額料金設定で、IPv6の高速通信に標準対応し、さらに契約期間のしばり・解除料金なし!と聞いて気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、@nifty光 WebLikoのメリットや残念な点をネット回線マニアの視点で洗い出し、分かりやすく紹介いたします。

結論から言いますと、『@nifty光 WebLiko』は、明らかに格安光回線の仲間入りを目指して設計されたサービスですが、残念ながらライバルたちに1~2歩届いていないと感じました。

今の段階では、他の格安光回線の方がおすすめと言えます

それでは@nifty光 WebLikoについて、詳しく見ていきましょう!

@nifty光 WebLikoの概要

@nifty光 WebLiko

『@nifty光 WebLiko(ウェブリコ)』は、プロバイダ事業を手掛けるニフティ株式会社が2022年8月1日からサービス提供を始める、新しい光回線サービスです。

『もっと光をシンプルに』『安く使いたいあなたに』のキャッチコピー通り、複雑なキャンペーンや割引の仕組みを最初から取っ払い、従来の@nifty光と比べてリーズナブルな月額料金設定となっています。

WebLiko@nifty光
ホームタイプ
月額料金
5,478円5,720円
マンションタイプ
月額料金
4,158円4,378円

また、契約期間や解約違約金による縛りが無く、開通工事費は実質無料となるため、気軽に始めやすいのが特徴です。

@nifty光 WebLikoの特徴
  • WEB申し込み限定
  • シンプルな機能でお得な料金を実現
  • 開通工事費は実質無料
  • 高速通信が出来る『IPv6』に標準対応
  • 契約期間しばり・解除手数料なし
  • NTTの回線を利用した光コラボレーションサービス

ちなみに、『WebLiko』という名前は、『WEB申し込み限定プラン』の”Web”と、ハワイ語で『若葉・つぼみ・輝き』を表す”Liko”の組み合わせから来ています。

『お客様の生活に輝きと潤いが芽生えてほしい』という思いが込められているそうです

@nifty光 WebLikoのメリット

@nifty光 WebLikoにはメリットが5つあります。

一つずつ見ていきましょう。

1.従来の@nifty光より安い

@nifty光 WebLikoの月額料金
引用:@nifty光 WebLiko公式サイト

WebLikoの月額料金は、ニフティ株式会社が元々提供している光回線サービス『@nifty光』よりも安く設定されています。

WebLiko@nifty光
ホームタイプ
月額料金
5,478円5,720円
マンションタイプ
月額料金
4,158円4,378円

割引キャンペーンでは無いので、ずーっとこの料金で利用可能です!

WebLicoは、光回線ではおなじみの『キャッシュバックキャンペーン』や『割引サービス』などを行わず、また機能を徹底的にシンプルにすることで、リーズナブルな月額料金を実現しました。

2.『契約期間の縛り無し』だから解約違約金も無し

@nifty光 WebLikoは契約期間・解約違約金無し
引用:@nifty光 WebLiko公式サイト

多くのインターネット回線は2~3年の契約期間を設けていて、期間内に解約すると違約金を支払わなければなりません。

しかし、@nifty光 WebLikoは『契約期間しばり・解除手数料無し!』

つまり、いつ解約しても違約金が発生しないんです。

  • テレワークやオンライン授業がいつまで続くか分からない
  • 引越しするかもしれない

そんな方でも、気軽に始めることができます。

3.高速通信が出来る『IPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)』に標準対応

@nifty光 WebLikoはIPv6に標準対応
引用:@nifty光 WebLiko公式サイト

@nifty光 WebLikoは、高速通信が出来るIPv6(IPoE/IPv4 over IPv6)に標準対応しています。

これにより、夜間や休日など利用者が増えて混雑しやすい時間帯でも、快適なインターネット利用が可能です。

他の光回線の中には、専用機器を有料でレンタルしなければならなかったり、申請しないとIPv6に切り替わらないところもあります。

その点、WebLikoは誰でも最初からIPv6通信になっているため、機械やインターネットに詳しくない方でも安心です。

4.開通工事費が実質無料!

開通工事費実質無料キャンペーン

@nifty光 WebLikoは、光回線を使った固定回線サービスですので、導入時に宅内まで光ファイバーを引き込む工事を行います。

併せて決して安くはない開通工事費が掛かるのですが、なんとそれが実質無料になるんです!

開通工事費22,000円
割引額22,000円
20回分割
つまり……実質無料!

また、@nifty光 WebLikoはNTTのフレッツ光回線を利用した光コラボレーションサービスですので、フレッツ光からの乗り換え、または他社光コラボレーションサービスからの乗り換えなら回線をそのまま流用できるため、元々工事は不要です。

光コラボレーション・サービスとは

携帯事業者やプロバイダ事業者がNTTのフレッツ光回線を借り受け、自社のサービスとセットにして運用している光回線サービスのこと。
有名どころだと、ドコモ光、ソフトバンク光、So-net光、楽天ひかり、ビッグローブ光などがある。

そのため、初期費用は新規回線契約料の3,300円のみ!

ただし、24カ月経過する前にサービスを解約した場合は、その時点で割引きも終了となり残りは自己負担となるので、ご注意ください。

5.ニフティポイントクラブのポイントを利用料金に充当できる

普段から、ニフティのサービスを利用してニフティポイントを貯めている方は、よりお得に@nifty光 WebLikoを利用できます。

というのもニフティポイントは、@niftyのインターネット利用料金に充当(相殺)できる『@nifty使用権』に交換すると、1.5倍になるためです!

ニフティポイントクラブのポイントを利用料金に充当できる
WebLikoニフティポイントで支払う場合
ホームタイプ
月額料金
5,478円3,652PでOK!
マンションタイプ
月額料金
4,158円2,772PでOK!

ニフティポイントは、楽天市場やヤフーショッピングなど普段から使っているショップでの買い物を、ニフティポイントクラブ経由で利用したり、アンケートや@niftyゲームへの参加、アプリや音楽をダウンロードすることで貯められます。

@nifty光 WebLikoの残念なポイント

従来の@nifty光に比べてメリットの多いWebLikoですが、実は残念なポイントも少なくありません。

3つ紹介いたします。

1.工事費は完全無料にはならない

@nifty光 WebLikoの開通工事費は、24カ月間かけて同額を割り引く仕組みになっていて、これを『実質無料』と言います。

無料になるのはとても嬉しいですが、実質無料の弱点は途中で解約すると残債を支払わなければならない事。

これは、ある意味2年しばりと一緒ではないでしょうか。

一方で、数は少ないものの、最初から工事費を0円にする『完全無料』を採用している光回線もあるため、『契約期間しばり・解除手数料なし』を売りにするならWebLikoも頑張ってほしかったです。

尚、フレッツ光や、他社光コラボレーションサービスからの乗り換えなら、回線をそのまま流用できるので工事は不要となり、開通工事費は掛かりません。

2.ノジマの家電割引は対象外

@niftyのノジマ家電割

『@nifty光』や『@nifty with ドコモ光 』、『@nifty auひかり』など、@niftyが提供している光回線サービスを契約している方は、家電量販店ノジマの店内商品が毎月1回、割引価格で購入できます。

これは、ニフティ株式会社がノジマグループに所属しているためです。

割引内容
@nifty光8%OFF
@nifty with ドコモ光
@nifty auひかり
5%OFF

自宅の近くにノジマの店舗がある方には、かなり大きなメリットと言えるでしょう。

ところが、@nifty光 WebLikoは、残念ながら『ノジマ家電割引』の対象外なんです。

これは、リーズナブルな月額料金を実現するためなので仕方が無いことですが、ノジマに良く買い物に行くなら、@nifty光などを契約した方が総合的にお得になる可能性があります。

3.他社格安光回線と比べると『安い』とは言えない

キャンペーンや割引サービスを無くし、シンプルでリーズナブルな月額料金を実現した@nifty光 WebLikoですが、実は他社格安光回線と比べるとその安さは“微妙”と言わざるを得ません。

比較表にまとめてみました。

光回線ホームタイプ
月額料金
ホームタイプ
月額料金
Fon光4,378円4,378円
@スマート光 格安プラン4,400円3,300円
So-net光 minico4,500円3,400円
enひかり4,620円3,520円
おてがる光4,708円3,608円
@スマート光 通常プラン4,730円3,630円
GMOとくとくBB光
(特設サイトから申込んだ場合)
4,818円3,773円
excite MEC光4,950円
⇒1年間4,428円
3,850円
⇒1年間3,355円
NURO光
2ギガ(3年契約) プラン
5,200円2,090円
~2,750円
楽天ひかり5,280円4,180円
@nifty光 Webliko5,478円4,158円
auひかり1年目:5,610円
2年目:5,500円
3年目以降:5,390円
4,180円
ソフトバンク光5,720円4,180円
@nifty光5,720円4,378円
ドコモ光
(タイプAプロバイダ)
5,720円4,400円

この通り、従来の@nifty光やドコモ光、ソフトバンク光などと比べると確かに少し安いですが、その他の格安光回線たちと比べると逆に高いくらい・・・

特に、“格安光回線”というイメージが無いNURO光よりも高いのは、ちょっと残念です。

結論:今の段階では@nifty光 WebLikoは格安光回線の筆頭になれない

『@nifty光 WebLiko』は、明らかに格安光回線の仲間入りを目指して設計されたサービスだと考えられますが、残念ながらライバルたちに1~2歩届いていないと感じました。

契約期間しばり・解除手数料なしの割に、開通工事費の縛りが発生してしまう事。

そして、月額料金が『安い』と言い切れないところがネックです。

そのため、今選ぶなら別の光回線の方が良いでしょう。

@niftyさんの今後の改良に期待です!

まとめ

ニフティ株式会社が提供する光回線サービス『@nifty光 WebLiko』のメリットや残念な点を、ネット回線マニアの視点から紹介しました。

今記事のまとめです。

@nifty光 WebLikoは、契約期間のしばりや解約違約金が無く、従来の@nifty光より安い月額料金設定で、IPv6の高速通信に標準対応しているところが魅力です。

一方で、開通工事費の割引期間による2年縛りが発生する事、また他社格安光回線と比較すると決して安いとは言えないところが残念でした。

総合的に判断すると、今の段階ではおすすめの光回線とは言えません

@niftyさんのこれからの改良に期待しつつ、今は他の格安光回線を検討した方が良いでしょう!

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